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役所広司、松たか子、仲代達矢出演の映画『峠 最後のサムライ』のあらすじを調べてみた!

2020年公開の映画『峠 最後のサムライ』は、司馬遼太郎の長編時代小説を原作としています。

この小説は、1966年(昭和41年)11月から1968年(昭和43年)5月まで『毎日新聞』に連載され、連載終了の1968年に新潮社上下巻で初版刊行されました。

『峠』が、どんなあらすじか、調べてみました。

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『峠』のあらすじ

主人公は長岡藩の藩士・河井継之助です。

長岡藩は幕府の側に協力しますが、河合継之助自身は「幕府は滅びる。武士の時代すら終わる」と眼力の強い人物でした。

小説の前半では、この河合継之助の性格的部分について掘り下げて描かれます。彼は、日本人として、この時代には珍しい徹底的な合理主義者で、上司、目上に対してもはっきりとモノを言う人間でした。

例えば、若い時期に彼は江戸への留学を希望していますが、自分の江戸への遊学を許さなかった上役のことを馬鹿だときめつけていました。

上司が頭が悪いと、いつも時代も苦労しますよね。今でもお馬鹿な上司には面と向かって反抗できませんが、継之助ははっきり態度に表していました。

そして、継之助は、雪国という不利な環境で財政に苦しむ長岡藩の改革を遂行し、小藩ながらすさまじい軍事国家へと長岡藩を変えていきます。

そして、幕末の長岡藩は、勝ち組になりつつあった薩摩藩や長州藩に対して、徹底的に武力で抗戦しました。

物語の中盤で、江戸幕府はついに倒れてしまい、攻め上がってくる官軍(薩摩藩、長州藩)に対し、長岡藩は「徹底抗戦で対抗するのか、降伏するのか」を強いられます。

ここで、継之助は、奇抜な発想を思いつきます。

それは、強力な武装国家として長岡藩を中立国として生き残らせようとするのです。

そのために、継之助は長岡藩に必要な武器の導入と、近代的な軍隊の編成を行って、長岡藩は、強力な「軍事国家」になります。

この結果、幕府勢力残党ともいえる東北諸藩は、長岡藩の力を借りて、官軍との戦争を誘いますが、継之助には、この戦争は勝てないと悟っていました。それで、官軍と停戦交渉をします

しかし、それは決裂し、長岡藩は強大な兵力を持った官軍と戦わなければならなくなったのです。

長岡藩と圧倒的兵力を誇る官軍との激闘が始まります。

官軍の圧倒的兵力に対し、河井継之助の率いる長岡藩は奮闘します。

けれど、長岡藩は小藩なので優れた兵器があったとしても、天才・河井継之助がいたとしても、その兵力が少ないので勝ち目はありませんでした。

そして、長岡藩は官軍に城を落とされます。その後、長岡藩は機略で城を奪還しますが、河井継之助はその戦闘で傷つき、死んでしまうのです。

支柱の継之助を喪った長岡藩は、これ以上の戦いをあきらめ会津に撤退します。

壮大な長編小説なので、こうしてあらすじとして簡略してしまうと、もったいない気がします。小説の醍醐味は、細部表現なので、時間のある方には、是非読んでほしい小説です。

映画『峠 最後のサムライ』 出演者のコメント

主演 河井継之助 役所広司

美しい映画を求め続ける小泉監督作品に再度参加できることはこの上ない幸運です。
世界中で知られている「サムライ」という美的人間の代表でもある河井継之助を背筋を伸ばし、気持ちを引きしめて撮影に臨みたいと思います。

<出典 映画ナタリー>

継之助の妻 おすが 松たか子

出演させていただけること、大変光栄に思っています。
継之助さんの夢の邪魔をせぬよう、役所さんの足を引っ張らぬよう、、、
先輩方から学べることに感謝しながらつとめさせていただきます。

<出典 映画ナタリー>

藩の命運を継之助に託す牧野忠恭(雪堂)仲代達矢

時代劇の中ではよく信長や信玄がもてはやされますが、
私はタヌキオヤジと言われながら二百五十年余の日本の平和を築いた家康の方が
本来の侍の様な気がしています。今回の作品でもそうした侍の在り方が問われるでしょう。 <出典 映画ナタリー>

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まとめ

司馬遼太郎の長編歴史小説『峠』を、映画でどこまで表現できるか、楽しみですね。

この映画では、大物俳優が集まって、壮観ですし、合戦はエキストラを5000以上使うそうですから、見応えはバッチリです。

「最後のサムライ」とは何なのか?サムライという美学を私達に教えてくれる作品になりそうです。

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