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『座りすぎが寿命を縮める』岡浩一郎の経歴と本のまとめ!座り過ぎはダメなの?

岡 浩一朗(おか・こういちろう)さんは、1970年岡山県生まれの、早稲田大学スポーツ科学学術院教授です。

『座る過ぎが寿命を縮める』という本を書いて注目を集めていますね。

そんな岡さんの、経歴、本のまとめ、そして座りすぎは体に悪いのか?を調べてみました。

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岡浩一郎 経歴

1970年、岡山市に生まれ。1999年に、早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程を修了し、人間科学の博士の学位を取得しています。その後、同年、早稲田大学人間科学部助手になりました。

2001年より日本学術振興会特別研究員、そして2004年より東京都健康長寿医療センター研究所の介護予防緊急対策室主任を務めています。

2006年より早稲田大学スポーツ科学学術院に准教授として着任して、2012年4月より現職の早稲田大学スポーツ科学学術院教授です。

メルボルンにあるベイカーIDI心臓病・糖尿病研究所において、座位行動研究の世界的権威であるネヴィル・オーウェン教授に師事し、座りすぎの健康リスクと対策に関する共同研究を進めました。専門は、健康行動科学、行動疫学です。

『座り過ぎが寿命を縮める』本のまとめ

内容

前半ではいかに現代人が座りすぎているか、座りすぎによるリスクをデータに基づいて解説してくれています。
データの出典元も巻末に載っているから、信頼できるとおもいます。
後半では職場や自宅で出来る、座りすぎ防止法が紹介されています。
 
自分はウォーキング、ジョギングしているからという人も、移動中の車やテレビで予想以上に座ってるということ。運動というよりは、スタンディングデスクを用いたりして座りすぎないという意識が大切といっています。がんリスク1.2倍とか、寿命にもダイレクトだそうです。

感想

確かに、座り過ぎが良くないというのも納得。 この本を読んで、事務職であれば、本当、座っている時間が 凄く長い事を実感。座りすぎを意識して、生活してみたいと思う。勉強になりました。
 
アクティブカウチポテト。行動変容のスキル 生活の中の目標と健康知識 生活習慣変える。サルコペニア
 
普段から電車の中では立っていたり、エスカレーターやエレベーターより階段を選ぶような習慣はつけていましたが、それだけではダメで、家や仕事場でいかに座り過ぎをなくすかが肝だということがわかりました。
 
小学生時代、授業中に立たされる事がいかに劣等感であるかを叩きこまれてきた私としては、立って仕事をする光景がとても違和感だ。例え座りすぎが健康に良くないとしても変だな。            <出典  読書メーター>

座り過ぎはダメなの?

座りすぎは心臓や腰に悪いことは、明らかにされていますが、脳にも悪影響を与えるようです。

最新の研究によると、長時間座っている人は、記憶に関する脳の領域が薄くなっています。

研究者によると、脳のこの領域が薄くなると、認知能力の低下、アルツハイマーなどの認知症につながる可能性があります。

また残念なことに、激しい運動をしてもこの影響を相殺するほどの効果はないと研究者はいっています。

研究では、座っていることが脳が薄くなっていることの原因か否かは分かりませんでした。しかし、現時点では、座わらないようにすることには十分な理由があるようです。

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まとめ

座らないようにすることは、脳の健康を促進し、アルツハイマーのリスクを軽減する手段のようですね。

現在も追跡研究を行い、座ることが脳が薄くなることの原因なのか、他の統計的、あるいは行動的な要因が影響していないかを調べているようです。また、立ち上がったり、歩き回ったり、座っていることを中断する行為が、内側側頭葉の厚さに違いをもたらしているので、共に調査を続けています。

座らないようにすることは認知能力にメリットがあるようだと示唆されていますから、ライフスタイルをよりアクティブにする方法、例えば、立って作業する家事を増やしたり、パソコンは立って使うなど、試してみるのがいいですね。

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